自家用車の費用を会社の経費にする時の税務署対策
前回のブログ
個人名義の車の費用を会社の経費にする方法
では、個人の自家用車を業務と私用で兼用する場合の代表的な3通りの方法について書いたのですが、どの場合でも必要になるのが、業務と私用の割合「家事按分」を決めることです。
自家用車の場合、この「家事按分」は、走行距離の割合で決める方法と、使用日数の割合で決める方法が一般的のようですが、いずれにしても重要なのは、ちゃんと記録を残すことだと思います。
ちゃんと記録を残しておけば、後で税務署から突っ込まれた場合でも、しっかり対応(対抗?)することができると思います。
例えば、走行距離で按分する場合は、車を使用した時に、
・出発時の日時、場所、オドメーターの値
・到着時の日時、場所、オドメーターの値
といった内容と、業務か私用の区別を記録しておけば、後で家事按分を正確に出すことができます。
これだけの情報なので、どうやって記録してもいいと思いますが、ちゃんとやる場合は「運転日報」に記入するのがいいかもしれません。
これはコクヨが販売している「運転日報」の用紙ですが、このようなものはネットで検索するとPDFやエクセルのファイルがいろいろ出てくるので、自分で印刷してもいいと思います。
私は、運転日報はちょっと大げさだと思うので、とりあえずメモ帳に記録しておこうと思っています。
これはダイソーで買った単なるメモ帳ですが、撥水ペーパーが使われていて、水に強くなっているようです。
これを車のハンドルの近くに常設して、車に乗ったら記録するようにしようと思います。
それにしても、
このAIの時代に、こんなローテクなやり方はいかがなものか?
と思ってはいるのですが、なかなか良い方法が見つかりません。
ドライブログ
ドライブ記録
走行記録
運転記録
GPSロガー
GPSトラッカー
など、
いろいろ探してみたのですが、なかなかしっくり来るものがありません。
で、とりあえずメモ帳に書くことにしたのですが、後で集計の手間もあるので、もう少しITを活用したいところです。
どこかに、「税務署対策用ドライブログアプリ」 はないでしょうか?