真夏の炎天下の防草シートの表面温度とソーラーパネルへの影響【補足編】

前回のブログ
真夏の炎天下の防草シートの表面温度とソーラーパネルへの影響
の補足編です。

真夏の炎天下の防草シートの表面温度は70℃位になっていましたが、ついでに、防草シートの日陰になっている部分の温度も見てみました。

とりあえず、防草シートのソーラーパネルの影になっている場所に、普通の温度計を置いてみると、このようになりました。

炎天下防草シート日陰温度
 
38℃位でした。
これはほぼ気温と同じ位だと思います。
同じ防草シートでも、日光が照りつける場所は70℃になるのに対し、日陰の場所は気温同等という状況でした。

もう1つ、防草シートを敷いていない場所の温度も見てみました。

炎天下防草シートなし全体
 
ここは先月除草剤を散布したので、今は雑草がほとんどない状態になっています。
土は炎天下で乾燥気味の状態です。

ここをサーモカメラで撮影すると、このようになりました。

炎天下防草シートなしサーモカメラ
 
ここも結構ムラがありますが、温度が高い部分は約62℃でした。

一方、放射温度計で測定すると、47.5℃でした。

炎天下防草シートなし放射温度計
 
これも結構差がありますが、2つの間を取ると55℃前後ということになります。
水分の多い土や草が生えている場所ならもっと低い温度になりそうですが、ここは乾燥気味で50℃以上あるようです。
それでも、防草シートよりは15℃程度低い温度です。

今回、温度を測定した結果をまとめると、

炎天下の防草シート=70℃程度
炎天下の乾燥気味の土=55℃程度
日陰の防草シート=38℃程度(気温同等)

という感じでした。