FIT終了後の太陽光の継続買取、やる気のある会社とない会社
住宅用太陽光のFIT終了後の買取に関してですが、大手電力会社は今年の11~12月に買取メニューの発表時期を公表する予定になっています。
今年もすでに12月になりましたが、各大手電力会社(一般送配電事業者)からは、FIT終了後の対応についての発表が徐々に出てきました。
以下は11月末時点で確認できた各社のリリース文です。
東北電力
再生可能エネルギーの固定買取期間終了電源からの電力購入について
「関連する新たなサービスについて現在検討を進めており,詳細が決まり次第あらためてお知らせいたします」
北陸電力
再生可能エネルギー固定価格買取制度の買取期間満了後のお客さまからの電気の継続購入について
「具体的な買取メニューについては、2019年4月頃の発表を予定しております」
中部電力
中部電力へ太陽光発電による余剰電力を売電いただいているお客さまへ
「買取価格および新サービスの内容については、決定次第お知らせいたします」
関西電力
買取期間が終了する太陽光発電からの電力買取について
「買取期間終了後の新しい契約条件(買取料金等)や契約手続き方法等については、2019年4月頃に公表する予定です」
中国電力
「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」による買取期間終了後の再生可能エネルギー電気の買取りについて
「具体的な購入単価等のご契約条件,ご契約に関するお手続き等については,2019年4月を目途に,改めてお知らせします」
沖縄電力
再生可能エネルギー固定価格買取制度の買取期間満了後の対応について
「具体的な買取条件等につきましては、2019 年6 月頃に公表を予定しております」
時期を明言していないところもありますが、来年の4月頃から各社の買取メニューが出てくると思われます。
とりあえず、資源エネ庁の計画(御達し?)に合わせるということでしょうか。
上記の6社以外については、
東京電力は、まだ正式な発表は確認できませんが、資源エネ庁の「よくあるご質問」
に、継続して買取を行う予定と書かれています。
九州電力は、社長が記者会見で「卒FIT」太陽光の買取を表明
したようです。
残る北海道電力と四国電力は、探したのですが見当たりませんでした。
もしかしたら、もう買取りをする気がないのでしょうか。
今後の動向が気になります。