電力会社からガスを買うか、ガス会社から電気を買うか
都市ガスの自由化によって、電力会社も都市ガスを販売するようになりました。
電気とガスをそれぞれ電力会社とガス会社から別々に購入するより、まとめてどちらかから購入した方が安くなるようですが、電力会社とガス会社のどちらにまとめた方がいいかは、一概には言えないようです。
とりあえず、東京電力と東京ガスの場合で、私の最近の実績値を入れて料金を試算してみました。
<東京電力から電気とガスをセットで買う場合>
<東京ガスから電気とガスをセットで買う場合>
東京電力のシミュレーターは、直近の月の電気とガスの「料金」を入力するようになっていますが、東京ガスのシミュレーターは、電気とガスの「使用量」を入力するようになっています。
どちらも入力するのは1か月分のみで、年間の値はシミュレーターで算出していますが、そのままでは年間の値が結構違って出てくるので、比較のため、年間の値がほぼ同じになるように入力値を調整しました。
結果は、東京ガスの方が明らかに安くなることが分かりました。
(あくまでも私の場合です。念のため)
しかも、東京電力の方は「スタート割」という、最初の1年間だけの特別割引を含んだ料金です。
東京電力と東京ガスのそれぞれの料金プランは以下のようになっています。
電気は、使用量が少ない場合は東京電力の方が安く、使用量が多い場合は東京ガスの方が安くなるようです。
ガスは東京電力の方が安いです。
ただし、どちらも電気とガスをセットにすると「セット割」が適用されるので、それを含めて比較する必要があります。
<東京電力のスタンダードS料金>
東京電力スタンダードプラン(関東)
<東京ガスのずっとも電気1料金>
東京ガス電気料金
<東京電力のとくとくガスプラン料金>
TEPCOのガス料金プラン
<東京ガスの一般契約料金>
東京ガス ガス料金表
なお、以上は東京電力と東京ガスの場合ですが、他のエリアはまた状況が違うと思われるので、それぞれ自分の事情に合わせて比較・検討する必要があります。