基礎コンクリートのひび割れをDIYで補修してみた
以前から気になっていたのですが、自宅の基礎のコンクリートにひび割れがあります。
通気口の場所ですが、このまま放置しておくと中の鉄筋が腐食してしまうかもしれません。
それに、基礎自体の強度も心配です。
いくつかの業者に補修の見積もりを出してもらうと、大体3万円前後の値段が出てきます。
作業の内容的には、エポキシを注入する程度だそうです。
業者なら綺麗に仕上げまでやってくれると思いますが、見た目を気にしなければ、DIYでも十分できそうな気がします。
そこで今回、基礎の補修を自分でやってみることにしました。
今回使用したのは、アルファテック380シリーズ のAT388です。
AT388(200g)セットを注文すると、このようなセットが送られてきました。
エポキシの薬剤50g入りが4セットと、ビニール手袋、ハケ、クラックスケール、取扱説明書が入っています。
説明書を見れば、やり方はすぐ分かるようになっています。
説明書の順にやっていきました。
1.ひび割れ調査
付属のクラックスケールでひびの幅を確認します。
大体0.8mm位でした。
AT388が使える最大の幅です。
2.ひび割れ清掃
ひび割れ部分のほこりやゴミを軽く吹き飛ばします。
3.主剤、硬化剤の混合・撹拌
B剤にA剤を全量入れて、均等な淡青色になるまでよく振って混ぜます。
4.塗布
混合液を付属のはけに含ませて、ひび割れに塗布します。
塗布というより、ひびに薬剤を載せていくようなイメージです。
薬剤がひびの中に入っていったら、再度薬剤を塗布します。
それを数10回繰り返しました。
薬剤がひびの中に入っていかなくなったら、塗布は終了です。
今回使用したのは、薬剤1本弱(40g程度)でした。
翌日確認すると、薬剤がカチカチに固まっていました。
地面の土に垂れた薬剤もカチカチです。
この後、表面に付着した薬剤をサンダーやサンドペーパーで除去すれば、もう少し見た目が良くなると思いますが、今回はこれで完了にしようと思います。
ちなみに、今回かかった費用は、税+送料+代引き手数料込みで、5443円でした。