屋根の上のテレビアンテナは時代遅れ?

町を歩いていると、いまだにアナログテレビの時代のVHFアンテナが屋根の上に載っている家を見かけます。

TVアンテナ1
 
地デジで必要なのはUHFアンテナの方だけなので、VHFの大きいアンテナは全くの無用の長物です。

すでに、このようにUHFアンテナだけの家も結構ありますが、

TVアンテナ2
 
まだまだVHFアンテナも結構見かけます。

台風で飛んだら危険なので、早く撤去した方がいいと思うのですが・・

実は、上のVHFアンテナの写真は、我が家です。

台風で強風が吹きつける度に、ひやひやしています。

さっさと撤去すればいいのですが、自分で簡単に登れる屋根ではないので、少し躊躇しています。

電気屋に頼むとウン万円かかるだろうし・・

とは言え、スーパー台風が頻発する時代なので、手遅れにならないうちに撤去して、今後は屋根の上にはアンテナを載せないようにしたいと思っています。

戸建の家で、テレビのアンテナを屋根の上に載せない方法としては、

1.ケーブルテレビやひかりテレビなどの有線のサービスを利用する
2.アンテナを家の壁やバルコニーなどに設置する
3.アンテナを室内に設置する

といった方法が考えられますが、最近は、

4.アンテナを屋根裏に設置する

方法が注目されています。

地デジになってVHFアンテナが不要になった事や、ゴースト等の障害に強くなった事で、屋根裏が有力なアンテナの設置場所になっているようです。

屋根裏なら、風でアンテナが折れたり飛んだりすることはなく、防水や劣化についてもあまり気にする必要がなくなります。

ただし、
・アンテナの設置高が低くなって外壁越しになるので受信レベルが低下する
・周辺環境を含めて送信所の方向に障害物があると受信レベルが低下する
といった点には注意が必要だと思います。

最近増えている金属屋根&金属サイディングの家は難しいかもしれません。
雪国の場合は、屋根に積もった雪の影響も気になります。

いろいろ制約はありますが、この屋根裏設置のメリットはとても大きいと思います。
今後は当たり前になるかもしれません。

もしかしたら、NHKは嬉しくないかもしれませんが・・