地デジのアンテナをクローゼットに設置

前回のブログ
屋根の上のテレビアンテナは時代遅れ?
の続編です。

地デジアンテナの屋根裏設置が注目されていますが、DIYでやろうとすると、屋根裏に入るのは結構大変な場合もあります。
もっと簡単な方法はないかと思い、いろいろ家の中を物色したところ、良さそうな場所がありました。

たまたまですが、我が家の2階にあるクローゼットの側面が、ちょうどスカイツリーの方向になっています。
壁の先は隣の家の角の辺りになっていますが、完全に立ちはだかっている訳ではありません。
それに、クローゼットの上段部分(天袋?)は、小さ目のUHFの八木アンテナなら十分置ける広さがあります。

そこで、なるべく小型で性能の良さそうなアンテナということで、DXアンテナの5素子のパラスタック(AU5AX)を買ってみました。

アンテナの固定方法は、パイプラックのパイプを適当に直立するように組んで、アンテナを取り付けました。

地デジアンテナクローゼット設置1
 

結果は、、、

全長60cm位のとてもコンパクトなアンテナですが、在京キー局とNHKがちゃんと受信できました。

クローゼットに入れる前、部屋の中では全然受信できなかったのですが、クローゼットの上段なら大丈夫でした。
おそらく、隣の家が電波を遮っていたためと思われます。

ところが、、、

しばらくの間、この「クローゼット内アンテナ」で普通にテレビを見ていたのですが、ちょっと受信レベル的にはギリギリだということが分かりました。
晴れの日は問題ないのですが、雨が降ると、画面にブロックノイズが出てきます。
極め付けは先日の台風の時で、大雨が降ると特定のチャンネルが全く受信できなくなってしまいます。

一部のチャンネルですが、大雨で映らなくなるのはいやなので、アンテナを交換することにしました。
スペース的には14素子でも十分置けるので、性能に定評のある、マスプロのLS146TMHにしてみました。

UHFアンテナLS146TMH
 
このアンテナは、対応チャンネルが13~34で、地デジの全帯域(13~52)をカバーしていません。
その代りに、動作利得(感度)が高くなっています。

このアンテナはコーナーリフレクターが少し大きいので、設置場所の高さは要注意です。
クローゼットの上段スペースはぎりぎり入る高さでした。

地デジアンテナクローゼット設置2
 

アンテナを交換して受信してみると、、、

テレビの受信強度の表示が5素子の時より10位アップしました。

地デジアンテナクローゼット設置3
 
これだけ上がれば大雨でも大丈夫な気がします。

これで屋根のアンテナはいつでも撤去できそうです。