パワコンの無駄な電力消費と電気代の関係
先日のブログで パワコンが無駄に電気を消費するタイミング について取り上げましたが、この無駄な電力消費と電気代の関係を見てみました。
当発電所(2か所)の電力会社から通知される電気の使用量はこのようになっています。
第1発電所
第2発電所
第1発電所は1か月平均0.5kWhで、第2発電所は毎月2kWhです。
第2発電所が稼働してから、この違いの原因は何なのか、ずっと気になっていました。
どちらも遠隔監視装置が24時間動いていますが、消費電力的には大差ないはずです。
パワコンの待機電力は1台1W以下なので、全台合計しても、遠隔監視装置の消費電力を合わせると、ここまでの差は出ないと思います。
そうなると怪しいのは、夕方のパワコンの無駄な電力消費です。
第1発電所
第2発電所
夕方の無駄な電力の消費量を計算すると、
第1発電所は、最大130Wで約10分間なので、
130×10/60=21.7Wh/日
21.7×30日=0.65kWh/月
第2発電所は、最大160Wで約24分間なので、
160×24/60=64Wh/日
64×30日=1.9kWh/月
毎月の電気の使用量とほぼ一致します。
どうやら、毎月の電気の使用量の差は、このパワコンの夕方の消費電力の差が大きく影響しているように思われます。
推測ですが、夜間のパワコンの待機電力や遠隔監視装置の消費電力は、メーターの測定限界以下で、ほとんど積算されていない可能性があります。
実際、第2発電所の夜間の瞬時電力はずっと0のままです。
第1発電所は、夜間の瞬時電力は20数Wという数値が出ていますが、これを1か月分合計すると月の使用量を大幅に超えてしまうので、積算はされていないと思われます。
金額的には月数10円の話ですが、今までモヤモヤしていた事がこれですっきりした気がします。
それにしても、この夕方の無駄な消費をもっと減らせないものでしょうか。
メーカーも費用対効果的には、あまり労力を注ぐような事ではないかもしれませんが・・