2021年の日射量まとめ・・7月の日射量が持ち直し

少し遅くなりましたが、2021年の日射量をまとめておきます。

今までと同様、気象庁の過去の気象データ検索 の東京、函館、福岡の月ごとの全天日射量のデータを使用しました。

まず、日射量の年間平均の長期トレンドはこのようになっています。



東京と函館は2020年は少し低下していましたが、2021年は持ち直しました。
福岡は2019年からほとんど変化していません。

次は月別の日射量です。



3地点とも、2020年は7月に急低下していましたが、2021年は大幅に持ち直しました。
東京は春の日射量が高く、夏の日射量があまり上がりませんでしたが、全体的には特に大きな落ち込みはありませんでした。
函館は6,7月が比較的良好でした。
福岡は5月と8月に少し落ち込みましたが、それ以外は比較的良好でした。

各地点の7月の日射量と湿度の長期的な推移を見てみると、以下のようになっています。



3地点とも、2021年の湿度は2020年より低下しました。
7月の日射量が2021年に回復したのは湿度の影響があるかもしれません。

夏の日射量は年間トータルの日射量への影響が大きいですが、年によって大きく変動しています。
引き続きチェックしていこうと思います。

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