2022年の日射量まとめ

少し遅くなりましたが、2022年の日射量をまとめておきます。

これまでと同様、気象庁の過去の気象データ検索 の東京、函館、福岡の月ごとの全天日射量のデータを使用しました。

日射量の年間平均の長期推移はこのようになっています。




 
東京と函館は昨年とほぼ同じ日射量でした。
一方、福岡はこれまでにないレベルに増加しています。

次は月別の日射量です。




 
東京は4月が低目で、その後は比較的安定した状態で推移しました。
函館は概ね例年通りでした。
福岡は5月が高めで、その後も大きな落ち込みはありませんでした。

以下は、年間の日射量への影響が大きい4~8月の平均日射量と平均湿度の長期推移です。




 
東京は2010年代に入ってから湿度の上昇傾向が続いています。
それに対して、日射量の上昇傾向は頭打ちになっている感じがします。

函館の日射量はあまり湿度の影響を受けないようです。

福岡の湿度は2015年をピークに低下傾向です。
逆に日射量は増加傾向になっています。

東京と福岡でここ数年の湿度の傾向が逆になっているのが気になります。
引き続き、見ていきたいと思います。