2023年の日射量まとめ

東京の日射量がすごい事になっています。

年が明けましたので、2023年の日射量をまとめておきたいと思います。
これまでと同様、気象庁の過去の気象データ検索 の東京、函館、福岡の月ごとの全天日射量のデータを使用しました。

日射量の年間平均の長期推移はこのようになっています。




 
2023年は、函館と福岡も比較的日射量の多い年でしたが、東京は1973年以降で最大の日射量になりました。
東京の日射量はどこまで増えていくのでしょう?

次は月別の日射量です。




 
月別で見ても、函館と福岡は例年とそれほど大きく変わらない状況でしたが、東京の特に7、8月の日射量の多さが目立ちます。
東京近郊の太陽光発電は、去年の7,8月はボーナス月間でした。
9月以降は反動減のようなものはなく、比較的日射量の多い状態が12月まで続きました。
とにかく、2023年の東京は、福岡を上回る記録的な日射量でした。

以下は、年間の日射量への影響が大きい4~8月の平均日射量と平均湿度の長期推移です。




 
東京の湿度が少し低下しています。
日射量が増えたのはその影響でしょうか。

引き続き、見ていきたいと思います。