土地のチェックにハザードマップポータルサイトが役に立つかもしれない
自宅の土地や購入を検討している土地など、その土地について調べる場合には、国土交通省のハザードマップポータルサイトが役に立つかもしれません。
「わがまちハザードマップ」では、各市町村が公開しているハザードマップへのリンクがまとめられています。
「重ねるハザードマップ」では、災害の想定区域などを1つの地図上でまとめて見ることができます。
これは東京近辺の洪水浸水想定区域です。
勿論、もっと拡大(ズームイン)することも可能です。
これは津波の浸水想定区域です。
東京湾も川崎から三浦半島にかけて津波のリスクがあるようです。
過去の航空写真を見ることもできます。
これは1960年代の横浜港(現在のみなとみらい地区の辺り)です。
この「重ねるハザードマップ」では、土地の条件を見ることもできます。
土地条件図の「数値地図25000(土地条件)」というのを選ぶと、このような地図になります。
色によって土地の条件が分かるようになっています。
東京駅の辺りを見ると、丸の内側は「盛土地・埋立地」で、八重洲側は砂地ということが分かります。
この辺はあまり地震に強くなさそうな感じがします。
この地図は地盤の状態を調べるのに重宝しそうですが、残念ながら一部の地域しか対応していないようです。
この「土地条件」を表示できるのは、下の地図のグレーの部分のみです。
この「重ねるハザードマップ」はいろいろ役に立ちそうです。
今後データがもっと充実していくことを期待したいと思います。